誰も教えてくれなかった ビジネスメールの書き方・送り方
本の詳細
- 著者
- 平野友朗
- 定価
- 1,650円(税込)
- 単行本
- 204ページ
- 出版社
- あさ出版
- 発行年月
- 2008年11月14日
- ISBNコード
- 978-4-86063-313-4
目次データ
第1章 これだけは知っておきたい!メールの基本ルール&マナー
STEP1【“選ばれる”メールを書こう】
- #01. 件名は具体的に…18
- #02. 送信者名はわかりやすく…20
STEP2【“伝わる”メールを書こう】
- 3. <前文>書き出しから礼儀正しく…26
- #04. <前文>本題の前に前置きを…28
- #05. <本文>意識的に改行を入れる…30
- #06. <本文>記号で見出しや罫線をつくる…32
- #07. <本文>メールはテキスト形式で…34
- #08. <本文>文章は“一文一義”で…37
- #09. <末文>締めくくりにも挨拶を…38
- #10. <末文>署名で情報発信…40
- #11. <総仕上げ>送信ボタンを押す前に…42
STEP3【メールの機能を使いこなそう】
- #12. 宛先,CC,BCCの使い分け…46
- #13.「転送」は意図を添えて…48
- #14.「引用」で効率的に返信…50
- #15. 添付ファイルを送るときは…52
- #16. 重要度・開封確認は設定しない…54
第2章 疑問・悩みを一発解決!メールの書き方Q&A
1 1通のメールに複数の用件を書いても大丈夫?
- 「返信が必要かどうか」が決め手
- 返信が必要なときはメールを分けよう
- 返信が必要ではないものはまとめてOK
Q02 「Re:」をつけたまま返信してもいい?
- 「Re:」の意味を考えよう
- 内容が変わったら件名も書き変えを
Q03 いつまでに返信すれば失礼にならない?
- 人は3日を過ぎると不安になる
- 素早さをアピールするなら24時間以内に返信を
Q04 返信・回答期限を指定してもいい?
- 「お時間のあるときに」はかえって迷惑
- 返信期限の指定は失礼ではない
- あいまいな表現はトラブルのもと
05 顔文字・(笑)・(泣)を使ってもいい?
- ビジネスメールでは基本的にNG
- 顔文字に代わる! 感情表現のフレーズ集
Q06 携帯からパソコンにメールを送ってもいい?
- 友達感覚のメールは論外!
- 「表示の違い」に気をつける
Q07 仕事でフリーメールを使っていい?
- フリーメールの信頼性はまだまだ低い
- フリーメールをデータの「保管場所」として活用する
Q08 自宅からメールを送信してもいい?
- あなたは責任が取れますか?
- 会社の仕事はできるだけ社内で
Q09 文章が硬いと言われたらどうすればいい?
- 文章にもフォーマルとカジュアルがある
- 「見た目」と「文章」でやわらかさを演出する
Q10 相手に確実に理解してもらえるメールを書くには?
- メールをわかりづらくする3つのNG
- 返信で理解度を確認する
Q11 文章が長くなっても、きちんと意図が伝わるメールとは?
- プレゼンの技法「PREP法」を取り入れる
- 添付データ、リンクも活用
12 相手との距離を縮めたい! メールを使った工夫はある?
- 前文」と「追伸」でメールに温かみを
- 「相手の話」「自分の話」が心に響く理由
- “ちょっとした話”はほどほどに
第3章 こんなときはどう書く?シチュエーション別NGメールとOKメール
01 面識のない相手にメールを書きたい
- ファーストメールの目的は「返信をもらう」こと
- 書き始める前に「相手」を知る
- 返事を書きたくなるメールを書く
02 お客様から返事が来ないので催促したい
- 忘れている」以外の可能性も検討
- 「非を責めない」のが催促のコツ
03 部下に仕事の指示を出したい
- 抽象的な指示では動けない
- 部下の「心」と「身体」を動かすメールを書く
- 指示後のフォローも忘れずに
04 上司に業務の進捗状況を報告したい
- 「客観的事実」と「主観」の区別をハッキリと
- 「現状」と「課題」が伝わるメールを書く
05 約束の時間を失念し、相手を怒らせてしまった
- 「まずメール」は大間違い
- メールで「取り急ぎ」の謝罪をする
06 上司にトラブルの報告をしたい
- “全体像”が把握できる報告を
- 経過と現状を伝え、対策を仰ぐ
07 自分の後任となった部下の仕事をフォローしたい
- 見かねて……」が引き継ぎの邪魔をする
- 「CC」でフォローする/必要に応じてレスポンスを
08 部下を冷静に叱りたい
- 感情的な言葉がやる気を奪う
- 「気づかせる」メールが部下を育てる
- 「言われる立場」になって読み返す
09 取引先にクレームをつけたい
- 相手を責め立てても意味がない
- 望む対応を明確に
- やりとりをメールだけで終わらせない
10 得意先からクレームをつけられてしまった
- “その場しのぎ”がさらに相手を怒らせる
- 対応策は「できること」「できないこと」を明確に
- 複数の目で文面チェック
11 お客様からの依頼を断りたい
- 時間が経つほど断りにくくなる
- カドを立てずに、断る意思を明確に伝える
12 取引先に納期短縮をお願いしたい
- 「事情がある」のは自分だけ?
- 「気持ちよく受け入れてもらうこと」を第一に
第4章 どう対処すればいい?ビジネスメールのトラブル解決法
トラブル01 書きかけのメールを送信してしまった!
- 作業を中断すると集中力も途切れる
- 「仕事が粗い」というイメージにつながることも
- 素早く訂正のメールを送信
- 「自分の型」を守ることがミスを防ぐ
トラブル02 件名のないメールを送ってしまった!
- 焦る気持ちがミスを招く
- 件名がない=迷惑メール?
- 件名をつけ直して再送する
- アラート機能を利用する
トラブル03 相手の社名や氏名を間違えてしまった!
- 「うっかり」と「思い込み」注意
- ひと文字違うだけでも……?
- 「気づかぬフリ」がさらにイメージを悪化させる
- 返信の宛名は「コピー&ペースト」で
トラブル04 迷惑メールと間違えて、大切なメールを削除してしまった!
- 誤削除を引き起こす3つの事情
- 再送をメールで依頼する
- バックアップを習慣に
トラブル05 返信したつもりのメールが送られていなかった!
- 送ったつもりが「下書き」に
- 「送り忘れ」によって双方の仕事が滞る
- 気づいたら即返信
- 手持ちのタスクは積極的に手放す
トラブル06 BCCで送るべきものをCCで送ってしまった!
- 「メールに慣れてきたころ」が危ない
- メールアドレスは大切な個人情報
- 速やかに「謝罪+削除依頼」を
- 大人数への配信は「一斉配信ソフト」で
トラブル07 同姓の人に間違って送信してしまった!
- 「鈴木」「山田」「田中」……人数の多い姓に注意
- 重要な情報が第三者に流出
- 本来の宛先と間違えた宛先、双方に連絡をする
- アドレス帳の登録はフルネームで
トラブル08 個人宛てのメールをMLに投稿してしまった!
- 「ついうっかり」で情報が広がってしまう
- 悪口や噂話も筒抜けに
- メールの相手とMLの参加者に謝罪する
- MLのルールをつくる
- 「Googleグループ」で情報共有が簡単に
トラブル09 社内の重要文書をそのままお客様に転送してしまった!
- 添付間違い、宛先間違いで重要文書が流出
- 売上減、信用失墜、ブランドイメージの低下にも発展
- 必ずデータを削除してくれるよう依頼
- 「社外秘」の定義づくりを
第5章 これをマスターして一歩先へ!超効率的ビジネスメールのテクニック
01 メールを速く書こうとすると、誤字が増えてしまうんです
- さっそく登録してみよう
- 「記号+語句」で確実に呼び出す
- 登録した語句は部署内で共有
02 長い文章になると、どうしても時間がかかるんです
- 「たまに書く文章」もテンプレート化
- テンプレートも部署内で共有
- テンプレートは「育てる」もの
03 メールをカンタンに整理したいんです
- 「ルール設定」でメールの整理を自動化
- メッセージルールを設定しよう
- 法人は「ドメイン名」で振り分ける
- 受信トレイをタスクリストに見立てる
04 いつお客様にメールを送ったら効果的なのか、わからないんです
- 「自然なタイミング」を見極める
- メールが届くたびに「好き」が強化される
05 打ち合わせの時間や回数を減らしたいんです
- 打ち合わせを増やす犯人は?
- 先回りをして情報を伝えよう
- 「会うこと」の意味を考える
06 メールを送る相手と、もう少し仲良くなりたいんです
- 相手の心にもう一歩近づく
- 「共通項」で関係を深める
- 「共通項」の見つけ方
- 「追伸」に共通項を反映させる
07 メールのやりとりが延々と続いてしまうんです
- あなたも“メール中毒”?
- チャット状態を回避する4つの対策
エピローグ
コラム
- 宛名間違い? それとも使い回し?
- 怖いくらい熱いんですけど……
- えッ!! あれは「GOサイン」だったの!?
- 相手を喜ばせるメールを最高のタイミングで
補足
- 本書では、メールソフトの設定に関して、「Outlook Express6」の場合を想定して解説しています。
- また、使用画像も、特に断りのない限り、「Outlook Express6」のものを使用しています。
- Windows,Outlook Express,Microsoft Outlookは、アメリカMicrosoft Computer,Inc.のアメリカ及びその他の国における登録商標または商標です。
- その他、本書に掲載した製品名などは各社の登録商標、商標または商品名です。本文中ではTM,Rなどは表示していません。